萬勇鞄の素材

素材説明
コードバン
コードバン
コードバンは馬のお尻の革のことです。特徴は緻密でまるで宝石のような艶の美しさ。それに手ざわりも超滑らかです。かなりの強度や耐傷性があるのでとても頑丈です。一頭から2枚しかランドセルのカブセがとれないので、とても希少です。
牛革
牛革
牛革は天然皮革では一般的です。使い込むほどに味が出てくるので、ランドセルも6年を経過すると自然の風合いに磨きがかかります。吸湿性や通気性に優れているので、背当てに使われるぐらいです。
タフガード
(パール系タフガード)
タフガード
クラリーノに匹敵する人工皮革です。タフガードは様々な色に染めつけられるのでお気に入りの色が選びやすくなっています。パール系タフガードには光沢がありますが、高級感のある光沢が特徴です。雨に強く軽量で柔らかい素材なので、小柄なお子さんにピッタリです。

萬勇鞄はシボ加工で傷に強くしています

シボ加工

萬勇鞄の革にはシボ加工と呼ばれるつや消しのシワが加工されています。

高級感を出したり、触り心地や、汚れや傷を目立たなくなる利点の他に、成形加工時にできやすいウェルドラインというものを目立たなくします。

牛革の背あて

牛革、コードバンランドセルの背あては背あてに最適な通気性の良い柔らかな牛革である「ソフト牛革」が使われています。

また、人工皮革であるタフガードのランドセルの背あては、エアリー®という通気性の良い人工素材が使われています。

いずれにしろ、背あてには通気性の良い素材が使われているので、背中が蒸れたりせず夏でも快適に登下校できます。

皮と革の違いを知っていますか?

ところで、皮と革、読み方は同じですが意味が違うのをご存知ですか?

皮というのは、動物から剥ぎ取ったままの「かわ」のことです。そのままにしておくと腐ってしまうので、鞣し(なめし)という加工をして腐らず強くします。

剥ぎ取ったままを「皮」、それを鞣したものを「革」といいます。

鞣し(なめし)とはどうすること?

鞣しとは、動物性の脂肪をとりのぞいて腐敗を防ぎ、タンパク質を変化させて加工しやすく柔らかさや変形のしやすさを引き出します。その時に油脂を補給します。

安価な革と高価な革は何が違う?

安い革の多くは、もともと傷があったりシミがある皮の表面を、樹脂や水や油に溶けない顔料で分厚く着色したりして、傷やシミをかくしています。

こういった革は保湿クリームがしみ込みにくいのですが、手入れは簡単です。

高価な革は、傷やシミなどが無い皮を無塗装で仕上げて本来の革の風合いを引き出しています。保湿クリームなどが良く染み込みますが、手入れは難しいのです。



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