背カンから背負う機能を比較する2016

2015年5月現在、2016年度のランドセルの情報が発表されているものは多くはありません。少しでも早くランドセル商戦に参加したい百貨店や量販店などの意向で一部のメーカーが生産を始めています。

しかし、いくらなんでも5月の連休でランドセルを購入するのは早かったはずです。主要メーカーの多くは6月に2016年度のラインナップを発表するからです。全てが出そろってから比較検討することが望ましいと思います。

このページではランドセルのメインパーツであり、破損事故に占める割合の多い「背カン」について比較してみました。ランドセルの商品は年ごとに少しずつ変わっても、基本パーツである「背カン」が変わることは滅多にありません。

しかし背負い心地に大きく影響するだけに結構文字数を費やしてしまいます。各ランドセルメーカーがどのような背カンを使っているか、その背負い心地についてお伝えします。

背カンについて

背カン


左右別々に動く

背カンとは写真のように肩ベルトと本体を繋ぐための部品の事です。背カンは色々な形状があり、固定されて動かないものもあるが、このサイトで一押しは写真のように左右別々に動くタイプです。背負って一番楽だというのが一押しの理由です。
上の方に肩ベルトを通す三角形の金具があります。この金具がウイング背かんの円筒形の通しに挿入されているので、肩ベルトの前後の動きに合わせてスムースに回転できるようになっています。


この背カンはララちゃんランドセルがOEMで作ったオリジナルの背カンです。
また、アーム部は左右別々に動くようにできています。これにより肩ベルトが左右に広がり着脱がとてもしやすいというメリットがあります。


また体格が大きくなってもずっと着脱しやすいというのも大きなメリットです。本サイトで紹介している背カンは殆どがこのタイプになります。現時点で最も優れている背カンと評価できます。

ランドセル別に見る背カン~殆ど非連動型です~



各メーカーの背カンを見ると同じ背カンメーカーが作っている物だったり、プラスティックが使われていたり、非常に共通しています。このサイトで取り扱うランドセルの背カンであれば問題はないでしょう。

プラスティックの破損事故というのはおおよそ素材に問題があり、耐久性テストがされていなかったりします。背カンで使われているプラスティックは粗悪なものでなければ、エンジニアリングプラスティックと言って、金属に匹敵する耐久性のあるものです。

鞄工房山本

ラクラク背カン

背カンではトップメーカーのモミジヤ鞄材料㈱の「らくらく背カン」を使っています。左右別々に横にスライドする背カンは、身体の成長に合わせてランドセルをピッタリとフィットさせてくれます。


肩ベルトの位置が他のランドセルよりも少し上にあります。これによりランドセルが後ろに倒れる力を最小限にできます。


鞄工房山本の肩ベルトは、天使のはねのように芯材を入れ角度をつけて立ち上がってはいません。それぞれが違う子供の肩に自然にフィットするので不自然さがありません。

萬勇鞄

ウイング背カン

背カンと本体は中空鋲(金属)でしっかりと留められています。背カンの繋ぎには三角カンを使用。背カンは左右別々に動くウイング背カンでモミジヤ鞄材料㈱のプラスチック製です。

フィットちゃん

フィットちゃん背カン

背中にすき間ができない背カンになっているので、ランドセルが後ろ向きに倒れれる力を最小限にしています。

フィットちゃんに限らず昔はプラスティックが硬く破損もあったようです。しかし現在のフィットちゃん背かんのプラスティックは柔軟性があり10万回の屈曲テストを繰り返して行っています。



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