背カンのタイプ~おすすめは非連動型背カン

1.固定背カン

三角背カン

文字通り背カンが動かないので、背カンの故障は少ないのですが、成長する体格に合わせて肩ベルトが開いたりすることが無いので、着脱がやや難しくなります。

2.おすすめ~非連動型背カン(左右別々に肩ベルトが動く)

非連動型背カン

フィットちゃん、鞄工房山本、萬勇鞄をはじめ、このサイトで紹介しているランドセルの背カンの殆どが非連動型背カン、つまり左右の肩ベルトが独立して動きます。

そのため体格が大きくなってもランドセルの着脱が比較的しやすいし、肩~背中へのフィット感にも連動型に比べるとやや優れていると思います。その背カンの動きは次のようなものです。横向きの動画なので見づらくて申し訳ありませんが、理解してもらえるでしょう。


左右非連動型背かんの動き

文字が読みにくくて済みません。ダブルクリックでフルスクリーンにすれば読めます
動画の中で背カンが前方向に少しですがある程度は動く事がわかります。肩ベルトを立ち上がらせるために、動きは余りないこの動きが原因で弱い背カンではプラスティック部分が折れる事があります。

ただ、このサイトに載せているランドセルは非常に強化されたエンジニアリングプラスティックを使用しているので、破損はまずあり得ません。


3.連動型背カン

連動型背カン

天使のはねに使われている連動型背カンは、一方の肩ベルトが開くともう一方の肩ベルトも連動して開くというものです。ランドセルの背カンを一方だけ開くことはできず、両方が常に連動して動きます。

もちろん背負い安さは背カンだけで決まるものではありませんので、全体的に見ると非連動型背カンと比べて機能がそれほど変わるものではありません。
次に動画を見て下さい。横向きで見づらいでしょうが、このように動きます。


左右連動背カンの動き

文字が読みにくくて済みません。ダブルクリックでフルスクリーンにすれば読めます。
天使のはねのランドセルです。背カンの部分は前後に全く動かないように固定されています。

これも肩ベルトを立ち上がらせるためです(肩ベルト内部にはプラスティックの芯となる「天使のはね」が入っています。



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